第9節初日、長谷部のフランクフルトは敵地でボルシアMGと対戦した
10月28日、ブンデスリーガ第9節初日が開催され、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地でメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と対戦し、0-0の引き分けに終わった。長谷部は3バックの中央でフル出場している。
ボルシアMG 0-0 フランクフルト
ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)をミッドウィークにこなし、まだ疲労が残っているせいか、両チームとも静かな立ち上がりとなった。
開始6分、ホームのボルシアMGがロングパスから右サイドを突破。フランクフルトゴールに迫ったが、シュートに持ち込むことはできなかった。
続く10分、今度はフランクフルトが左サイドを抜ける。ルコダがゴールラインぎりぎりのところからマイナスに折り返し、走り込んだファビアンがシュートを放ったが、これはバーを大きく越えてしまった。
フランクフルトが試合の主導権を握るなか、25分には決定的なチャンスを迎え、ペナルティーエリア内でのワンツーからルコダがフリーで抜け出しシュート。しかしこれはサイドネットの外側を揺らしただけだった。
44分、ボルシアMGが左サイドのクロスからチャンスを作りだしたが、シュティンドルのシュートは枠を捉えられず、前半は0-0のまま終了している。
後半に入ると、両チームともやや積極的に攻撃を仕掛けた。50分、ボルシアMGは右サイドのアーリークロスから決定機を迎え、ジョンソンがゴール前で足を伸ばしたが、僅かに届かず。
54分にはフランクフルトのマスカレルがゴール正面ミドルレンジから狙ったが、GKゾマーが好セーブを見せた。
続く69分には、フランクフルトGKフラデツキーが、後方から勢いよく上がってきたボルシアMGジョンソンの至近距離からのシュートに見事な反応。絶体絶命のピンチを救っている。
フランクフルトは最後まで安定した守備を披露し、試合は0-0のまま終了。敵地で貴重な勝ち点1を手にした。