バイエルン会長、ラーム引退後の幹部就任を検討「一選手以上の存在」

ラーム

バイエルンの主将を務めるDFラーム [写真]=Getty Images

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は、キャプテンとしてチームをまとめている元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが現役を引退した際には、クラブの幹部就任を打診する意向であることが分かった。ドイツメディア『SPORT1』が伝えている。

 バイエルンでは今年7月にマティアス・ザマー氏がクラブを去って以来、スポーツディレクターのポストが空席状態となっている。ルンメニゲ会長は近い将来そのポジションに、バイエルン一筋のラームを配置することを検討しているようだ。

 今週33回目の誕生日を迎えたラームは、バイエルンとの契約を2018年まで残している。しかし先日行われたメディアの取材に対し、今シーズン終了後に現役を続行するか否かを決断すると発言していた。

 ラームの今後の去就に関して、「いつ引退するのかは彼が決めることだよ。それは誰も邪魔できない」として、決断は一任するつもりであると話したルンメニゲ会長。その一方で、「クラブにとって一選手以上の存在」と同選手のカリスマ性を高く評価。引退後も何らかの形でクラブに関わってくれることを強く望んでいるようだ。

(記事/Footmedia)

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