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オバメヤンとレバンドフスキ、“デア・クラシカー”で再会

2016.11.18

2013/14シーズン、2人はドルトムントの選手として1年間だけともに戦った経験がある

11月19日、ブンデスリーガ第11節2日目が開催され、香川真司が所属するドルトムントは、本拠地でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。

そんなドイツサッカー頂上決戦“デア・クラシカー”を2日後に控え、本稿では両軍に所属するストライカー2人『ピエールエメリック・オバメヤンとロベルト・レバンドフスキ』に焦点を当てていく。

両クラブの絶対的エースとしてその地位を築き上げた2人。しかし2013/14シーズン当時、まだレバンドフスキはドルトムントに在籍していたため、両者は1年間だけ、同じチームでともに戦っている。その翌季、レバンドフスキのバイエルン移籍にともない2人は別々の道を歩むことになったが、レバンドフスキが新天地でも得点を量産し続けたように、それまでサイドアタッカーとして起用されていたオバメヤンも、点取り屋としての才能が開花。昨シーズン、レバンドフスキが30ゴールをマークしたのと同時に、オバメヤンも自身最多の25ゴールをあげている。そして今季ここまでは、オバメヤンがアントニー・モデステ(ケルン)と並び11ゴールで得点ランキング首位を快走。レバンドフスキも7ゴールで同3位と、その差は決して大きくない。

◆レバンドフスキ=新記録樹立
近年のブンデスリーガにおいて、彼以上のストライカーはそう見当たらない。2013/14シーズン、そして昨シーズンと、すでに2度の得点王を獲得しているだけでなく、現役選手の中では、クラウディオ・ピサロ(ブレーメン、190ゴール)、マリオ・ゴメス(ウォルフスブルク、141ゴール)、シュテファン・キースリング(レーバークーゼン、140ゴール)に次いで、4番目に通算ゴール数が多いのだ。

また、レバンドフスキといえば“新記録を樹立する男”としても有名である。バイエルン所属選手としては、クラブ史上最速の64試合で50得点目をマーク(往年の名ストライカーであるゲルト・ミュラー氏は83試合)し、先述のように昨季は30ゴールを決め、2011/12シーズンにシャルケのクラースヤン・フンテラーが記録した外国籍選手シーズン最多得点記録も塗り替えてしまった。そして昨シーズンの第6節ウォルフスブルク戦では、たった9分間で一挙5ゴール。ハットトリック、4得点、5得点のいずれもがブンデスリーガ史上最速レコードとなり、当時の指揮官ジョゼップ・グアルディオラ監督も、両手を頬にそえながら、「信じられない」といった様子でこれを見つめていた。

◆オバメヤン=ドルトムントの新エース
レバンドフスキのような最速記録は生み出せていないが、前節ハンブルガーSV戦で、ドルトムント所属選手としては1988年のミヒャエル・ツォルク氏(ドルトムント現スポーツディレクター)以来となる1試合4ゴール。一気に得点ランキング首位へ浮上した。
レバンドフスキがいなくなった2014/15シーズン夏、同クラブはチーロ・インモービレ、アドリアン・ラモスという2人のFWを獲得するも、思うような結果が残せなかったため、ユルゲン・クロップ監督(当時)はオバメヤンを1トップに配置した。これが功を奏し、オバメヤンは同シーズン16ゴールを決めると、昨季は25ゴール、そして今季も第10節終了時点で11ゴールと、毎年のようにゴール数を上昇させている。
効率のオバメヤン、“デア・クラシカー”に強いレバンドフスキ

今シーズンにおいて特筆すべきは、オバメヤンの効率の良さ。11ゴールをあげるまでに要したシュート数はたったの31本となっており、44本のシュートで7ゴールを決めているレバンドフスキを凌駕している。しかしリーグ戦での“デア・クラシカー”に注目すると、オバメヤンは過去6試合でたった1ゴールであるのに対し、レバンドフスキは4試合で4ゴールをマークするなど、古巣相手に容赦ない。

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