FOLLOW US

大迫先発のケルン、終了間際の豪快FK弾でボルシアMGとのダービーを制す

2016.11.20

先発出場したボルシアMGのトルガン・アザール [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第11節が19日に行われ、ボルシアMGと日本代表FW大迫勇也が所属するケルンが対戦した。大迫は2トップの一角で先発出場している。

 開幕から好調を維持してきたケルンは、第8節でヘルタ・ベルリン相手に敗れると、前節のフランクフルト戦で今シーズン2敗目を喫するなど、やや勢いを落とし始めている。一方、ボルシアMGも5戦未勝利と厳しい戦いを強いられている。両チームともに“ライン・ダービー”を制して勢いに乗りたいところだ。

 最初にチャンスを作ったのはケルン。4分、アントニー・モデストが相手DFの裏に抜け出してGKと一対一になりかけたが、ここはボルシアMGのヤニク・ヴェステルゴーアがなんとかブロックした。

 その後はボルシアMGのペースになると、32分にスコアが動く。左サイドからのクロスの流れから、イブラヒマ・トラオレが中央に折り返すと、最後はラース・シュティンドルが豪快にボールを蹴り込み、ボルシアMGが先制に成功した。41分にはイブラヒマ・トラオレがFKを蹴ったが、ここはクロスバーに阻まれてしまった。このまま1-0で前半終了を迎える。

 ケルンは後半開始からマティアス・レーマンを下げてアルチョム・ルドネスフを投入した。すると60分、左サイドのメルギム・マヴライがアーリークロスを入れる。一度はヴェスターゴーアがクリアしたが、これが競り合ったモデストの頭に当たり、ゴールに吸い込まれた。ケルンはエースの今シーズン12点目で同点に追いついた。

 72分、ケルンは大迫を下げてサレフ・オズカンを投入。すると後半アディショナルタイム1分、ケルンが左サイドでFKを獲得。これをマルセル・リッセが強烈なシュートで狙い、ゴール右上に決めた。このまま2-1でケルンが逆転勝利を収めた。なお、大迫は72分まで出場した。

 次節、ボルシアMGはホッフェンハイムと、ケルンはFW宇佐美貴史が所属するアウクスブルクと、それぞれホームで対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 1-2 ケルン

【得点者】
1-0 32分 ラース・シュティンドル(ボルシアMG
1-1 60分 アントニー・モデスト(ケルン
1-2 90+1分 マルセル・リッセ(ケルン

マドリード・ダービー

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO