決勝ゴールを決めたオーバメヤン [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が20日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとバイエルンが対戦した。香川はベンチスタートとなった。
今シーズン最初の“デア・クラシカー”。バイエルンはここまで無敗の首位に立っている。一方、ドルトムントは前節のハンブルガーSV戦でリーグ戦5試合ぶりの勝利を収めた。今節、ドルトムントはFWアドリアン・ラモスとガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの2トップ。バイエルンは元フランス代表MFフランク・リベリーが公式戦9試合ぶりの復帰となった。
開始早々の10分、ドルトムントは右サイドのウカシュ・ピシュチェクがボールを奪うと、マリオ・ゲッツェのグラウンダーパスをオーバメヤンがダイレクトシュート。これがGKマヌエル・ノイアーの牙城を崩し、ドルトムントが先制に成功した。その後は両チーム得点なく、1-0でハーフタイムを迎える。
後半立ち上がりはバイエルンが猛攻を仕掛ける。55分、右サイドのトーマス・ミュラーが切り返しからクロスを入れると、走り込んだフランク・リベリーがヒールシュート。これがネットを揺らして同点かと思われたが、リベリーがオフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。61分にはエリア手前左からシャビ・アロンソがミドルシュート。しかし、これはクロスバーを直撃して追いつくことができない。
一方、ドルトムントも相手のミスからビッグチャンスを得る。72分、X・アロンソのミスを拾ったオーバメヤンがGKとの一対一を迎える。しかし、ここはGKマヌエル・ノイアーの正面に飛んでしまい、追加点を挙げられない。
試合はこのまま1-0で終了。ドルトムントがバイエルンに初黒星をつけ、3位に浮上した。一方、バイエルンは昇格組のライプツィヒに首位を明け渡す格好となった。なお、香川に出場機会は訪れなかった。
次節、ドルトムントは敵地で日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと、バイエルンはホームでレヴァークーゼンと対戦する。
【得点者】
1-0 10分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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