日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、試合当日にドルトムント市内のディスコで深夜まで遊んでいたことが話題となっている。28日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
26日に行われたブンデスリーガ第12節、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトとの一戦に1-2で敗れ、3位から7位に後退したドルトムント。この試合でチーム唯一の得点を決めたオーバメヤンは、敗戦の憂さを夜遊びで晴らしたかったのだろうか。
記事によると、オーバメヤンは試合後にドルトムント市内のディスコ『ラッシュアワー』に恋人と一緒に入店。店内での様子をその恋人がインスタグラムに投稿しただけでなく、オーバメヤンも自身のインタグラムのアカウント上にフランス人ラッパーのメートル・ギムスと店内で撮ったと思われるツーショット写真を載せたことから、今回の夜遊びが発覚した。
ドルトムントのスポーツ・ディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏は『ビルト』の取材に対して、「この件については把握していなかった。彼と話をしてみる」とコメント。事実関係の確認を急ぐ構えを見せた。
チームがフランクフルト戦の翌日にも午前10時から練習を予定していたこと、トーマス・トゥヘル監督が普段から選手たちに十分な睡眠時間を確保するように指示していたことに加え、フランクフルト戦の後にはトゥヘル監督が「これだけ多くのミスをしていたらアウェーゲームでは勝てない」と不満を口にしていた。決してチーム状態が良いとは言えない中で発覚した今回のオーバメヤンの夜遊び。今後、同選手に対して何らかの処分が下る可能性もある。
なお、オーバメヤンは今月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節スポルティング戦の前にも、チームから許可を得ることなく恋人や友人たちとミラノに旅行に行っていたことが発覚し、同試合の登録メンバーから外されていた。
(記事/Footmedia)