ブレーメン戦に先発出場した大迫(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第15節が17日に行われ、ブレーメンと日本代表FW大迫勇也が所属するケルンが対戦した。大迫は2トップの一角で14試合連続の先発出場となった。
ケルンは前節のドルトムント戦で、終盤までリードしながらも1-1のドローに持ち込まれた。これで3試合連続の未勝利となっている。一方、ブレーメンは第13節のインゴルシュタット戦、前節のヘルタ・ベルリン戦で白星を挙げ、今シーズン初の連勝を飾った。ケルンは4試合ぶりの白星を、ブレーメンは下位から脱出するためにも3連勝を目指す。
序盤はややケルンが押し気味に試合を進める。18分、クロスボールのこぼれ球を拾ったアルチョム・ルドニェフスがボレーシュートを狙ったが、ここは相手DFのブロックに遭ってしまった。
スコアが動いたのは28分。ケルンのヨナス・ヘクターが前線のアントニー・モデストへスルーパスを送ると、最終ラインの裏に抜け出したモデストがGKとの一対一でシュートを放つ。GKヤロスラフ・ドロブニーがなんとか弾いたが、こぼれ球をルドニェフスが押し込み、ケルンが先制に成功した。
しかし、41分にブレーメンも反撃。セカンドボールを拾ったフィリップ・バルグフレーデが右のセルジュ・ニャブリへパス。ニャブリが強烈なミドルシュートを放つと、GKトーマス・ケスラーがこれを弾ききれず、ゴールネットを揺らした。このまま1-1でハーフタイムを迎える。
ブレーメンは後半からクレメンス・フリッツを下げ、ズラトコ・ユヌゾヴィッチを投入した。
勝ち越しを狙うケルンに決定機。65分、コンスタンティン・ラウシュが高い位置でボールを奪うと、大迫がGKとの一対一を迎えたが、シュートは惜しくもゴール左に外れてしまった。
ケルンはその後もチャンスを作ったが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことができず、1-1のドローに終わった。ケルンは4試合未勝利となった。なお、大迫はフル出場している。
By サッカーキング編集部
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