マルベージャでの冬季キャンプで充実のトレーニングをこなすゲッツェ
スペインのマルベージャで冬季キャンプを行っているドルトムント。マリオ・ゲッツェはバイエルン・ミュンヘンから復帰して2度目のキャンプに臨んでいる。夏季キャンプではフィットネスの向上に取り組んで終わったが、今回のキャンプでは前半戦のチームが欠いていた“細部”にこだわっていくという。
ドルトムントは現在トップ3と勝ち点3以上離れているが、ゲッツェは「3位以内が使命」と語り、後半戦での巻き返しに向けてハードワークに取り組んでいる。「僕らには大きな希望がある。前半戦はよく戦ったが、勝ち点を取りこぼす原因となるわずかな隙があった。このキャンプではそういう部分を改善していきたい。僕らは後半戦を楽しみにしているよ」
ゲッツェは現在24歳。ただし、ブンデスリーガで最も若いチームの一つであるドルトムントでは豊富な経験を持つ選手の一人だ。本人もリーダーとしてチームをけん引すべき立場にあることを自覚している。
「これまでの経験から、僕は大きな責任を背負い、パフォーマンスでチームに貢献していく立場にある。前半戦のプロセスに満足している。後半戦も楽しみでワクワクしているよ。僕らはチャンピオンズリーグ出場権獲得だけを目指している。これまで数ポイントを取りこぼしたが、僕らの主戦場であるブンデスリーガで最高の結果を出すことを考えている。夏にお祝いできることを願うよ」
後半戦の開始まで2週間を切り、チームには朗報も届いた。ラファエル・ゲレイロが昨年11月以来となるフルトレーニングに復帰。1月21日のブレーメン戦でメンバー入りする見込みだ。ゲッツェも同僚の復帰を歓迎している。「ゲレイロはケガを乗り越え、より強くなって戻ってきた。彼は万能でチームを強化してくれる。みんなが彼の復帰を喜んでいるし、チーム全員が万全であってほしいと思っている。僕もラファが復帰してくれてうれしいよ」