フライブルクに逆転勝利を収めたバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第17節が20日に行われ、フライブルクとバイエルンが対戦した。
約1カ月のウィンターブレイクを経て、ブンデスリーガが再開。8位フライブルクが、リーグ5連勝で前半戦を締めくくって首位に立つバイエルンをホームに迎えた。バイエルンはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドイツ代表FWトーマス・ミュラー、オランダ代表MFアリエン・ロッベン、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルら主力が揃って先発入り。また、先日今シーズン限りでの現役引退の意向を示しているとの報道があった元スペイン代表MFシャビ・アロンソもスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は開始5分、ホームのフライブルクが幸先良く先制に成功する。中盤でボールを奪うと、エリア付近での細かいパス回しから、ヤニク・ハベラーがエリア内右に抜け出す。右足でシュートを放つと、ボールはゴール左下に突き刺さった。
1点を追うバイエルンは35分、左CKをドウグラス・コスタが左足でクロス。ゴール前のレヴァンドフスキが左足で合わせると、GKアレクサンダー・シュヴォロウに弾かれながらもゴールネットを揺らした。前半は同点で折り返した。
後半に入って勝ち越し点を狙う両チームは交代カードを切る。バイエルンは55分にジョシュア・キミッヒ、71分にフランク・リベリーとフアン・ベルナトを投入。フライブルクは70分にニルス・ペーターゼン、80分にオヌル・ブルトをピッチに送り、攻撃の活性化を図った。
後半はバイエルンがチャンスを作り出すが、勝ち越せずにいる時間帯が続く。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム1分、バイエルンが遂にゴールをこじ開ける。左サイドのリベリーからのクロスをエリア内中央でレヴァンドフスキが胸トラップ。相手DFに囲まれながらも左足を振り抜くと、ボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
試合はこのまま終了し、バイエルンが2-1と逆転勝利。リーグ再開戦を白星で飾り、首位をキープした。
次節、フライブルクは29日にホームで日本代表FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンと、バイエルンは28日に敵地でブレーメンと対戦する。
【得点者】
1-0 5分 ヤニク・ハベラー(フライブルク)
1-1 35分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
1-2 90+1分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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