オーバメヤンがバイエルン移籍の可能性を否定した [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、バイエルン移籍の可能性を否定した。ドイツ紙『ビルト』が20日付で伝えている。
ここ数年、ドルトムントはドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(現在はドルトムントに復帰)やポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスといった看板選手がバイエルンに続々と移籍。リーグタイトルを争うライバルへの加入は“禁断の移籍”とも呼ばれ、両クラブが対戦する際にはドルトムントのサポーターが移籍した選手に激しいブーイングを浴びせるといった光景が多く見られた。
オーバメヤンもここ最近では近い将来の退団が噂されているが、同紙によるとバイエルンへの移籍についてははっきりと否定している。同選手は「僕がバイエルンに行くことは絶対にない。それは確かだ。ドルトムントのファンのことを考えたら、それはあまりにも難しい。彼らがどんなオファーを提示して来ても、僕はノーと言うよ」とコメントし、バイエルン移籍の意思がないことを強調した。
一方で、オーバメヤンは将来的なドルトムント退団の可能性は排除していない。「誰も将来を予測することはできない。僕はドルトムントの一員であり、ここを愛している。だけど、僕があと2年あるいは5年、10年とここに残るとは言えない。6月にあるクラブがやって来て、それがドルトムントを納得させるものであるならば、僕が移籍する可能性だってある」と同選手は述べ、オファー次第では移籍する可能性があることを示唆している。
ただし、即座の移籍については考えていないようで、同選手は「今、僕はそのことについては本当に考えていない。ドルトムントとガボン代表でのプレーに集中しているんだ」と締めくくった。
By サッカーキング編集部
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