去就に注目が集まる清武弘嗣 [写真]=Getty Images
日本代表MF原口元気所属のヘルタ・ベルリンでSD(スポーツディレクター)を務めるミヒャエル・プレーツ氏が、セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣の獲得可能性が低いことを明かした。ドイツ誌『kicker』日本語版が26日に伝えている。
ヘルタ・ベルリンは現在セビージャに在籍する清武への関心が伝えられている。しかしレンタルでの獲得を希望するヘルタ・ベルリンに対し、セビージャ側は週末に改めて、あくまで完全移籍での売却を希望していることを強調。プレーツ氏は、「特別な期待感を持っているわけではない。おそらくは今のメンバーのままで残りシーズンを戦うことになるだろう」とコメントした。
今年最初のブンデスリーガで、1-3と黒星発進となったヘルタ・ベルリン。日曜日には再びアウェー戦を控えているところだが、アフリカ・ネーションズカップ2017に参加していたコートジボワール代表FWサロモン・カルーがこの試合から復帰。パル・ダルダイ監督は、「体調さえ良ければ休ませることはない」と語った。
しかしながらドイツ人DFミッチェル・ヴァイザーは引き続き欠場。背中の神経炎が大腿筋にまで広がりを見せており、まだコーチとともにリハビリメニューをこなしている。「せかすことはできない。ゆっくりと作り上げていくよ」と指揮官。おそらく4週間は、復帰までに時間を要するはずだ。
By kicker日本語版