先発出場した浅野拓磨 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部第18節が29日に行われ、FW宮市亮が所属するザンクトパウリとMF細貝萌とFW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトが対戦した。宮市と細貝はベンチ外、浅野は5試合連続で先発出場している。
ウィンターブレイクを終え、シーズン後半戦最初の試合となった。最下位のザンクトパウリは2試合ぶりの白星を目指す。一方、シュトゥットガルトは現在連敗中。アウェーで3試合ぶりの勝利を奪いたいところだ。
試合は序盤からシュトゥットガルトのペース。21分、左サイドでスルーパスを受けた浅野がエリア内でGKと一対一となったが、ここはGKフィリップ・ヘールヴァーゲンに防がれてしまった。
31分、シュトゥットガルトはマティアス・ツィンマーマンが負傷でピッチを後にし、変わってアント・グルギッチが変わって入った。前半はスコアレスでハーフタイムを迎えた。
シュトゥットガルトは後半からユリアン・グリーンを下げてカルロス・マネを投入した。後半はシュトゥットガルトが攻勢に出ると、70分にはマネのパスを受けた浅野がシュートを放ったが、ループ気味のボールはゴール右に外れてしまった。さらに76分にはマネがロングシュートを狙ったが、GKヘールヴァーゲンにキャッチされてしまう。
均衡が崩れたのは84分。シュトゥットガルトが後方からロングボールを入れると、途中出場のダニエル・ギンチェクがすらし、こぼれたところをマネが拾う。マネがGKと一対一となると、ゴール左にシュートを決め、シュトゥットガルトが先制に成功した。このまま試合は1-0で終了。シュトゥットガルトがアウェーで3試合ぶりの白星を収めた。なお、浅野はフル出場を果たしている。
次節、ザンクトパウリは敵地でブラウンシュヴァイクと、シュトゥットガルトはホームでデュッセルドルフと対戦する。
【得点者】
0-1 84分 カルロス・マネ(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト