敗戦に肩を落とすヘルタ・ベルリンの選手ら [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第18節が29日に行われ、フライブルクと日本代表MF原口元気所属のヘルタ・ベルリンが対戦した。
前節、敵地でレヴァークーゼンに敗れ、チャンピオンズリーグ出場圏外の5位へ転落したヘルタ・ベルリン。上位に踏みとどまるためにも、連敗は避けたいところ。今節はアフリカ・ネーションズカップ2017参加の影響でチームを離れていたコートジボワール代表FWサロモン・カルーが先発出場。一方、原口は前節に続いてベンチスタートとなった。
試合開始から両チーム拮抗した展開。なかなかシュートシーンまで持ち込めない時間が流れる。
迎えた39分、フライブルクはロングフィードをエリア右で受けたヴィンチェンツォ・グリフォが中央へ折り返すと、ヤニク・ハベラーがトラップから素早く左足でシュート。ボールはゴール左下へ突き刺さり、先制点となった。
前半はシュートわずか1本に終わったヘルタ・ベルリン。それでも後半立ち上がりは積極的に攻撃を仕掛ける。55分には相手ディフェンスラインが後ろに下がっているのを見て、ピッチ中央からジョン・ブルックスが左足でロングシュート。しかしクロスバーの上へ外れた。
66分、ヘルタ・ベルリンはカルーを下げて原口をピッチへ投入。原口は左サイドハーフに入った。
すると71分、CKがエリア内にこぼれたところに原口がいち早く反応。浮き球を右足のインステップでシュートした。しかしボールはDFに当たり、得点とはならなかった。
その後も敵陣でプレーする時間が続くヘルタ・ベルリン。しかしなかなか得点を決めることができない。すると87分、フライブルクは右サイドでこぼれ球を拾ったニルス・ペーターゼンが中央へカットイン。そのまま左足でミドルシュートを放つと、ボールはゴール右下へ吸い込まれた。
ヘルタ・ベルリンは直後の88分にユリアン・シーバーがエリア内の混戦から左足を振りぬき1点を返す。しかし反撃はここまで。ヘルタ・ベルリンが敵地で1-2と黒星を喫し、ウインターブレイク明け2連敗となった。なお、原口は試合終了時までプレーしている。
次節、フライブルクはボルシアMGと、ヘルタ・ベルリンはインゴルシュタットとそれぞれ2月4日に対戦する。
【得点者】
1-0 39分 ヤニク・ハベラー(フライブルク)
2-0 87分 ニルス・ペーターゼン(フライブルク)
2-1 88分 ユリアン・シーバー(ヘルタ・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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