「レベルアップするには…」 オーバメヤンが移籍を示唆、今夏に退団か

オーバメヤン

オーバメヤンが移籍を示唆するコメントを残した [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、移籍を示唆するコメントを残した。イギリス紙『デイリーメール』が2月1日に伝えた。

 爆発的なスピードと決定力を武器に得点を量産し続けるオーバメヤン。その活躍からビッグクラブへの移籍が度々報じられており、今冬の市場においても様々な憶測がなされた。しかし、そんな中でも同選手はドルトムント愛を強調し、ライバルであるバイエルンへの移籍について問われた際には、「ファンのことを考えたら、それはあまりにも難しい」ときっぱり否定していた。

 しかしながら、同紙によると、フランスのラジオ局からの去就に関する質問に応えたオーバメヤンが、今シーズン終了後の移籍を匂わせるような発言をしたという。

 オーバメヤンは「もし僕がレベルアップしたいのなら、夏にチームを去らなければならない。レアル・マドリードは未だに僕の夢だ」と話し、今夏の退団をほのめかした。

 さらに、同選手は「野心を抱えて何かを求めているときに、それについて話すのは難しいよ。ただ、選手たちが野望を持っているのなら、彼らがその場を去って新たな経験を追求するのは当然だ」と続け、他の強豪クラブへ移籍する可能性を示唆している。

 1月にはドルトムント郊外に新居を購入したことが報じられたオーバメヤンだが、ステップアップのために、愛するチームを離れることはあるのだろうか。

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