給与の受け取りを放棄したチャルハノール [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンは7日、クラブに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、給与の受け取りを放棄したことをクラブ公式サイトで発表した。
チャルハノールは2日、2011年にトラブゾンスポルへの移籍が成立した状態で、カールスルーエと契約を延長したことが契約破棄にあたるとされ、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から4カ月の公式戦出場停止処分を受けた。
同サイトによるとチャルハノールが、「レヴァークーゼンは当時の出来事とは関係がない。しかしクラブは今回の罰則でスポーツ面、経済面で打撃を受けた」とコメント。その上で、「僕がクラブをさらに傷つけず、ゲームから除外された段階で給与の受け取りを放棄することは自然なことである」と主張し、残りシーズン分の金銭は受け取らないと申し出たという。
今シーズン終了時までの約4カ月間、公式戦でのプレーができないチャルハノール。それでもレヴァークーゼンは、「ゲームへの資格がなくても、彼を本物のチームメンバーとしてサポートする」と声明を発表。トレーニングには問題なく参加させ、同選手のコンディションが落ちないように配慮するとした。
また、チャルハノールは同日にツイッターを更新。先日、同選手がトルコ紙『Fanatik』に対して、「上手くいけば来シーズンからチェルシーの選手となるだろう」とコメントしたと報じられていたが、「僕はチェルシーについて、新聞やトルコのジャーナリストに何も話していない」と一蹴した。
By サッカーキング編集部
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