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ラームの引退宣言に独サッカー界から様々な声…「残念だ」「レジェンドと肩を並べる存在」

2017.02.09

今季限りでの現役引退を表明したラーム [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルン所属の元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが今シーズン限りでの現役引退を表明したことを受け、ドイツサッカー界から様々な声が寄せられている。ドイツメディア『SPORT1』が伝えた。

 ラームは7日に行われたDFBポカール3回戦、ヴォルフスブルク戦でも右サイドバックとして先発フル出場し、随所に存在感を見せていた。同僚のDFマッツ・フンメルスは試合後のインタビューでラームの引退について聞かれると、「とても残念だ。彼がプレーしている姿をもっと見ていたかった。でも彼の気持ちも分かるよ」と語り、ドイツ代表でもともに戦ったラームの決断に理解を示した。

 また、この試合を中継したドイツ国営放送で解説を担当したバイエルンOBのメーメット・ショル氏は、「ラームは現役生活の中で70パーセントはすばらしい選手、残りの30パーセントは世界トップレベルの選手として過ごした。フランツ・ベッケンバウアーやゲルト・ミュラーとも肩を並べるような存在だよ」と、歴代の名プレーヤーを引き合いにして、改めて同選手のこれまで歩んできたキャリアに敬意を表した。

 一方、有力視されていた引退後のバイエルンの幹部就任のオファーを、ラームが辞退したこともサプライズの一つとなったが、元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏は自身の公式ツイッター上で「正しい決断だ。バイエルンと距離を置いて新しいことを経験し、そしてまた戻って来るんだろう」とのコメントを掲載している。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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