フライブルク戦にフル出場したFW大迫(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が12日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはフライブルクと対戦した。試合後、大迫がインタビューに応じ、試合内容やチーム状況について言及した。
試合は32分にホームのフライブルクが先制。前半のうちにケルンはが追いついて後半を迎えたが、77分にセットプレーのこぼれ球をマキシミリアン・フィリップに押し込んで、フライブルクが勝ち越した。試合はこのまま2-1でフライブルクが勝利。大迫はフル出場を果たした。
大迫は試合を振り返り、「フライブルクがホームで調子がいいっていう情報もあったし、守備的に入ろうという意図はあったんじゃないですかね。でも決して悪い試合をしたわけではないと思うんで、そんなに悲観することはないかなと。ただ、ここで勝つか負けるかという大事な試合のときに勝てるだけの力をもっとつけていきたいですね」と、内容は悪くなかったと振り返った。
前半の途中にドイツ人MFマルコ・ヘーガーが負傷し、ボランチにポジションを移した大迫。自身のプレーについて、「FWの時に比べれば地味になりますね、やっぱり仕事は。ただ、チームの助けになることは大事だと思うし、あとはもっとゴールに絡むようなプレーをしていきたいですね」と、得点に絡むプレーを増やしたいと強調した。
また、「選手いないんでね、ボランチの選手が。ヨナス(・ヘクター)ももともとボランチじゃない選手だし、ボランチの選手がなかなかいないんで、難しい時間は続いていますけど、ここはチームみんなで踏ん張るときだと思うし、顔を上げて頑張るしかないですね」とコメント。不慣れなポジションでプレーせざるを得ないチーム事情を明かし、理解を示した。
それでも、チーム状況は「悪くはない」と明かした大迫。「むしろ、(ウィンターブレイク明けを引き分けを挟んで)リーグ戦2連勝から始めることができたんで。次勝てばまた上も見えてくるし、ホームでできるんで楽しみですね」と、19日にホームで行われる次節シャルケ戦に目を向けた。
By サッカーキング編集部
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