チームの2点目をアシストした酒井高徳 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が19日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVとフライブルクが対戦した。
ハンブルガーSVは前節、2位ライプツィヒに3-0と完勝を収め、今シーズン2度目の2連勝。順位も15位に浮上し、第2節以来となる降格圏脱出を果たした。今節はホームにフライブルクを迎えるが、調子を維持して勝ち点を積み重ねたいところ。酒井は前節に引き続き、先発メンバーに名を連ねた。
試合は開始15分、ホームのハンブルガーSVが幸先良く先制に成功する。エリア内左でパスを受けたルイス・ホルトビーが左足でグラウンダーのクロス。ニアサイドに走り込んだアーロン・ハントが上手く合わせると、ボールはゴール右下に吸い込まれた。
対するフライブルクは23分、中盤でボールを奪うと細かいパス交換でエリア付近まで侵入。最後はニルス・ペーターゼンのラストパスをエリア内左で受けたマキシミリアン・フィリップが左足でゴール右に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。前半は1-1で折り返した。
後半に入って57分、再びハンブルガーSVがリードを奪う。右サイドのホルトビーからのパスでエリア内右に酒井が抜け出す。右足でグラウンダーの正確なクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだミハエル・グレゴリチュが左足で無人のゴールに流し込んだ。酒井にとってこれが今シーズン2アシスト目となった。
1点を追うフライブルクは72分、味方とのパス交換でヴィンチェンツォ・グリフォがエリア内中央に抜け出す。右足でゴール右に流し込み、2度目のビハインドも同点に戻した。
88分、ハンブルガーSVに絶好の勝ち越しのチャンスが訪れる。ハントがエリア内右で相手DFに倒され、PKを獲得。ハントが自らキッカーを務め、ゴール左下を狙ったが、GKアレクサンダー・シュヴォロウに阻まれた。
試合はこのまま2-2で終了。ハンブルガーSVは2度のリードを守りきれず、3連勝とはならなかった。
次節は25日、ハンブルガーSVは敵地で首位バイエルンと、フライブルクはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦する。
【得点者】
1-0 15分 アーロン・ハント(ハンブルガーSV)
1-1 23分 アキシミリアン・フィリップ(フライブルク)
2-1 57分 ミヒャエル・グレゴリッチュ(ハンブルガーSV)
2-2 72分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
By サッカーキング編集部
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