ヴォルフスブルク戦でプレーする香川 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第21節が18日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはヴォルフスブルクと対戦し、3-0で勝利した。試合後、73分から途中出場した香川がコメントを残している。
フランス代表MFウスマン・デンベレの得点など、3-0と勝利が決定づけられた中でピッチへ送り込まれた香川。「まぁ、考え方なんですけど、3-0で試合が決まった中で、『そういう展開で出されんのか』という考え方と、『その中でも自分を表現するんだ』という考え方はすごく大事。差があると思うし、もちろん選手としては最初から出て、結果を残すことが何より望ましいことですけど、今はそこの中でやるしかないと思っている。だからいい準備はできていたと思います」と話し、限られた時間の中でアピールすることに集中していたと明かした。
リーグ戦では2試合続けての途中出場となった香川。ミッドウィークに開催されたチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦ファーストレグのベンフィカ戦ではプレー機会が与えられなかった。香川は、「まぁ、いい練習はできているので。いい練習ができていたらそれが自信になって、ピッチで表れると思う」とトレーニングには満足した様子を見せ、「もちろん結果が付いてくればベストですし、もっと(出場)時間が増えればベスト。でもそれは監督が決めることなので、また練習でもっともっとアピールしていくしかないですね」と今後に向けて意気込んだ。
また、先発奪取について、「常にそのイメージをもって練習しています。彼らに絶対負けないという気持ちを持ってやってるんで。そのためにはやっぱり今は結果が必要なのかなと思ってます」と話した香川。チームは暫定3位へ浮上したが、「順位は気にしてないですし、別に抜け出したわけでもない。1試合1試合積み重ねていくしかない」と気を引き締めた。
By サッカーキング編集部
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