シャルケ戦にフル出場した大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第21節が19日に行われ、日本代表FW大迫勇也の所属するケルンと、DF内田篤人の所属するシャルケが対戦した。大迫は先発出場、内田はメンバー外となった。
試合は開始わずか65秒で動く。シャルケは左サイドでのパス交換から、ダニエル・カリジュリが1人かわして突破。相手GKとDFの間にグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドに走り込んでいたアレッサンドロ・シェプフが合わせてゴールネットを揺らした。
出鼻を挫かれたケルンだが、前半の内に試合を振り出しに戻す。43分、敵陣中央でボールを受けた大迫が背負った相手をターンでかわし、前線へ鋭いパスを供給。これを受けたエリア手前で受けたアントニー・モデストがワントラップから右足を振り抜き、豪快にゴール右隅に突き刺した。前半は1-1で折り返す。
後半に入ると試合は膠着状態が続く。ケルンは70分、大迫がエリア手前中央から強烈な右足ミドルシュートを放つが、わずかに枠の右に逸れた。シャルケは77分、グイド・ブルグスタラーがエリア内左に抜け出し、飛び出したGKを見てループシュートを放つが、枠を捉えられない。
攻勢を続けるシャルケは80分にはセアド・コラシナツの折り返しを、エリック・マキシム・チュポ・モティングがワントラップからボレーシュートを放つが、クロスバー上に外れた。ケルンは後半アディショナルに右サイドのFKから、ファーサイドのドミニク・ハインツがゴール前に飛び込んで合わせるが、これも枠の上に外れた。
試合はこのままタイムアップ。1-1でケルンとシャルケは勝ち点1を分け合った。なお、大迫はフル出場で今シーズンのリーグ戦4アシスト目を記録している。
ケルンは次節、25日に敵地でライプツィヒと対戦。シャルケは22日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのPAOK戦を経て、26日にホッフェンハイムをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト