先発出場した大迫。惜しいシュートはあったが、不発に終わった [写真]=VI Images via Getty Images
ブンデスリーガ第23節が4日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンとバイエルンが対戦した。大迫は22試合連続のスタメン出場となった。
公式戦4試合勝利から遠ざかっているケルン。ホームに王者バイエルンを迎えた今節は4-4-2の布陣で、アントニー・モデストと大迫が2トップを組んだ。一方のバイエルンはマッツ・フンメルスとアリエン・ロッベンがベンチスタートとなり、フアン・ベルナト、キングスレイ・コマンがスタメンに名を連ねた。
試合はバイエルンが主導権を握ったが、ケルンは18分に前節ゴールを挙げた大迫にチャンスが訪れる。右サイドのパヴェウ・オルコフスキからのクロスに、中央の大迫が頭で合わせると、シュートはゴール右上隅を突く。だがこれは相手GKマヌエル・ノイアーの好セーブに阻まれた。
ピンチを凌いだバイエルンは25分に先制点を奪う。左CKから、右サイドに流れたボールをアルトゥーロ・ビダルが折り返し。これをニアサイドのハビ・マルティネスが右足シュートでゴールネットを揺らした。反撃したいケルンは40分、カウンターから大迫が中央でヘディングシュートを放つが、これもGKノイアーにキャッチされた。
1点ビハインドで折り返したケルンだが、後半開始直後に追加点を許す。バイエルンは右サイドにいたトーマス・ミュラーが逆サイドへスルーパス。これをエリア内左で受けたベルナトが左足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴール左隅に突き刺さった。
なかなかチャンスを作れないケルンだが、80分に大迫が右サイド深い位置でFKを獲得。ミロシュ・ヨイッチからのボールを、ファーサイドでフリーのドミニク・マロフが頭で合わせるが、相手DFのブロックに阻まれた。一方のバイエルンは90分、チアゴからのスルーパスを受けたベルナトが、エリア内左からマイナスの折り返し。これをフランク・リベリーがダイレクトで左足を振り抜き、ダメ押しゴールを挙げた。
試合は直後にタイムアップ。ケルンは0-3で敗れ、公式戦5試合勝利から遠ざかる結果となった。なお、フル出場した大迫は、惜しいシュートはあったものの、2試合連続ゴールとならなかった。
ケルンは次節、11日にアウェーでダルムシュタットと対戦。バイエルンは7日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでアーセナルとのアウェーゲームに臨む。
【得点者】
0-1 25分 ハビ・マルティネス(バイエルン)
0-2 48分 フアン・ベルナト(バイエルン)
0-3 90分 フランク・リベリー(バイエルン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト