フライブルク戦に出場したフランクフルトの長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第23節が5日に行われ、日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトとフライブルクが対戦した。長谷部は16試合連続で先発に名を連ね、日本人選手のブンデスリーガ最多記録となる235試合目の出場を果たした。
先制したのはホームのフランクフルト。11分、後方からのロングボールがペナルティエリア内にこぼれると、これを拾ったブラニミル・フルゴタがキックフェイントでDFとGKのタイミングをずらし、左足のシュートを流し込んだ。
だがフランクフルトのリードは長くは続かない。25分、ハーフウェイライン付近からのスルーパスがディフェンスラインの裏に通ると、抜け出したフローリアン・ニーダーレヒナーがGKをかわしてフィニッシュ。フライブルクが同点に追いついた。
フランクフルトは33分、長谷部が蹴った左CKにアンテ・レビッチが頭で合わせてネットを揺らしたが、ゴール前の競り合いの中でファウルがあったとして、得点は認められなかった。
このまま1-1で後半に入ると、59分にフライブルクが試合をひっくり返す。スルーパスでディフェンスラインの裏に抜け出したニーダーレヒナーはオフサイドポジションにいたように見えたが主審の笛は鳴らず、冷静にループシュートでゴールを奪った。
フランクフルトは終盤にアレクサンダー・マイアーを投入して同点を目指したが、最後までゴールを割ることはできず、試合は2-1で終了。フライブルクが3試合ぶりに勝利を収め、フランクフルトは4連敗となった。なお、長谷部はフル出場した。
次節、フランクフルトは敵地でバイエルンと、フライブルクはホームでホッフェンハイムと対戦する。
【得点者】
1-0 11分 ブラニミル・フルゴタ(フランクフルト)
1-1 25分 フローリアン・ニーダーレヒナー(フライブルク)
2-1 59分 フローリアン・ニーダーレヒナー(フライブルク)
By サッカーキング編集部
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