シュトゥットガルトを解雇されたDFグロスクロイツ [写真]=Getty Images
暴行事件に巻き込まれてシュトゥットガルトを解雇された元ドイツ代表DFケヴィン・グロスクロイツが、近々古巣であるドルトムントの練習に参加する可能性があることが分かった。ドイツ紙『スポーツビルト』が伝えている。
グロスクロイツは今月初め、深夜に市街地で乱闘騒ぎに巻き込まれて頭部を負傷。その数日後にシュトゥットガルトとの契約解除が発表された。
ドルトムントのユース出身で、2009年から6年間に渡って同トップチームでプレーをしたグロスクロイツは、次の所属先が決まるまでの間、コンディション維持のためにドルトムントの練習に参加したいと周囲に漏らしているという。
この件について『スポーツビルト』がドルトムントに問い合わせたところ、「ケヴィンは大きな間違いを犯したが、そのことを理解し、謝罪もしている。もしも我々のところに練習参加について尋ねてきたら、答えは間違いなく『イエス』だ。彼はドルトムントにとって功労者の一人であり、今でもファミリーの一員だ」との回答があり、グロスクロイツの練習参加を歓迎する意向を明らかにした。
仮に練習参加が実現したとしても、グロスクロイツが参加できるのはサテライトチームの練習になるようだが、長年プレーした愛着のあるドルトムントの練習場で汗を流せるようになれば、グロスクロイツにとっても最高の再スタートとなるかもしれない。
(記事/Footmedia)
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