1月のKVオーステンデ戦に出場した内田篤人 [写真]=Getty Images
シャルケに所属するDF内田篤人は23日、ブンデスリーガ2部のハノーファーとのチャリティマッチにフル出場。1月に行われたKVオーステンデ(ベルギー1部)とのテストマッチ以来、約2カ月ぶりの実戦復帰を果たした。
内田は昨年12月にヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ最終節のザルツブルク(オーストリア)戦に出場し、右ひざ負傷の長期離脱から1年9カ月ぶりに復帰した。シーズン後半戦から完全復帰に期待が高まっていたが、ブンデスリーガ再開直前に内転筋を負傷。個別トレーニングを中心に調整を続け、3月に入ってチーム練習に合流していた。
試合は先制点を許したシャルケが、56分にフランコ・ディ・サントの折り返しを、右ひざ後十字じん帯の負傷から復帰したコケが頭で合わせて同点とする。しかし、60分にはエドガー・プリプのミドルシュートでリードを奪われると、70分にも追加点を奪われ、1-3で敗れた。なお、内田は右サイドバックでフル出場した。
内田は久しぶりのフル出場について、「久しぶりというかいつぶりかも覚えてない」とコメント。「1月に合宿をして、その後筋肉系をやって、内転筋ともも裏をやった。まぁ細かいケガはしょうがない、長い間外れていたので」と、復帰後の負傷について明かした。
23日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選の第6戦、UAE(アラブ首長国連邦)に勝利を収めた日本代表について問われると、「いやあ、アウェイはやっぱり難しいですからね。でも、同じ相手には負けられない、アジアでは、と思います」と答えた。
自身の代表復帰については「もちろん、もうちょっと時間はかかる感じですけどね。監督とかトレーナとかは、久しぶりに90分やって、急に『(自分を)試合に出せ』というほど甘くはない。徐々に徐々にですね」と言及した。
By サッカーキング編集部
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