HSV戦にフル出場した香川真司。1ゴール1アシストで勝利に貢献した [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、日本代表MF香川真司にキャプテンマークを託しても「問題ない」と考えているようだ。ドイツ紙『ビルト』が4日に伝えた。
ドルトムントは、同日に行われたブンデスリーガ第27節で同代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦。この日、主将のドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーは背中の負傷で欠場し、今シーズン中にキャプテンマークを巻いた経験のあるギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスとドイツ代表FWマルコ・ロイスも、それぞれ出場停止処分と左太もも負傷の影響で欠場していた。
そのため、今節は以前もゲームキャプテンを務めたことがあるガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンにキャプテンマークが渡された。前節のシャルケ戦でマスクを被るゴールパフォーマンスが問題となっているオーバメヤンだが、トーマス・トゥヘル監督は大手メディア『スカイ・ドイツ』に対し、「他に誰もいなかった。オーバがキャプテンマークを巻くのは当たり前の順番だ。マスクの一件があったとしても、この序列を変える理由はない」と説明した。
さらに「もちろん、カガワや(ウカシュ・)ピシュチェクがキャプテンマークを巻いても問題はない。だが、シャルケ戦での出来事の直後に変更することを望まなかった」とコメント。ドルトムントで通算5年目を過ごす香川にも信頼を寄せているようで、状況によっては今後キャプテンマークを託す機会があるのかもしれない。
なお、試合はドルトムントが3-0でHSVに快勝。香川とオーバメヤンはお互いに得点を演出し合い、1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献していた。
By サッカーキング編集部
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