ドルトムントでプレーするバルトラ [写真]=TF-Images/Getty Images
ドルトムントに所属するマルク・バルトラは、1日に行われたブンデスリーガ第26節シャルケ戦後にツイッターを通じて探していた女性サポーターと無事に対面を果たしたようだ。ドイツ紙『ルールナーハリヒテン』が伝えている。
シャルケとの伝統の一戦“ルール・ダービー”の翌日、バルトラは自身のツイッターに1枚の写真を掲載。そこには、シャルケサポーターに囲まれながら、ドルトムントのユニフォームを着てたった一人で試合を観戦している女性サポーターの姿があった。バルトラは彼女の勇気ある行動に感動したのか、「この女性に会いたいから力を貸してほしい。彼女に僕のユニフォームをプレゼントしたいから、リツイートとハッシュタグを頼む」と情報提供を呼び掛けていた。
すると、3日にはこの女性が、ドルトムントに程近い街に住む、シュテファニー・アダム・パープさんであることが判明。夫がシャルケファンだったことから、試合当日はシャルケサポーターが陣取るスタンドで観戦することになったようだ。
その後、ツイッター上で「近いうちに会いましょう」とのメッセージを交わしていたバルトラとアダム・パープさん。6日になって、2人はドルトムント練習場で念願の対面を果たした。バルトラも、ようやく自分のサイン入りユニフォームを彼女に渡すことができたようだ。
なお、彼女の夫も同行しており、バルトラに対してシャルケのユニフォームをプレゼントしようとしたが、同選手はこのユーモアのあるプレゼントに笑いつつも、ライバルチームのユニフォームだけに丁重に断ったという。
(記事/Footmedia)
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