武藤嘉紀はフライブルク戦で5試合ぶりに先発復帰した [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が8日に行われ、フライブルクとFW武藤嘉紀の所属するマインツが対戦した。前節、約7カ月ぶりのゴールを決めた武藤は、5試合ぶりの先発出場で2トップの一角に入った。
4連敗中で昇降格プレーオフ圏目前の15位に沈むマインツ。今節は8位フライブルクとのアウェーゲームで6試合ぶりの白星を狙う。
試合は両チーム決め手を欠いてスコアレスで折り返す。マインツは50分、武藤がエリア内左で相手DFを背負いつつボールを収めると、落としをパブロ・デ・ブラシスがダイレクトでシュートを放つが、相手GKに阻まれた。64分には、武藤が左サイドからのクロスに反応するが、ジョン・コルドバとかぶってしまいシュートまで持ち込めず。コルドバは頭で合わせたが、シュートはクロスバー上に外れた。
試合が動いたのは70分、フライブルクに先制を許す。クリアボールに反応したルーカス・キュブラーにエリア手前右からダイレクトシュートを打たれると、ゴール前でフリーのニルス・ペーターゼンに右足で押し込まれた。
追い付きたいマインツは82分、デ・ブラシスとレヴィン・エズトゥナリを下げて、ボージャン・クルキッチとゲリット・ホルトマンを投入した。だが、反撃が実らないままタイムアップを迎え、0-1で敗戦。マインツは5連敗を喫し、翌日に試合を行うアウクスブルクの結果次第では昇降格プレーオフ圏の16位に転落となる。なお、今シーズン初のフル出場を果たした武藤は、前線で攻撃の起点となっていたが、2試合連続ゴールは生まれなかった。
フライブルクは次節、15日にアウェイでライプツィヒと対戦。マインツは同日に日本代表MF原口元気の所属するヘルタ・ベルリンをホームに迎える。
【得点者】
1-0 70分 ニルス・ペーターゼン(フライブルク)
By サッカーキング編集部
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