ダルムシュタット加入が決まったグロスクロイツ [写真]=Bongarts/Getty Images
ダルムシュタットが11日、元ドイツ代表DFケヴィン・グロスクロイツを来シーズンから迎え入れることを発表した。契約は2019年6月まで。ドイツ誌『kciker』日本語版が同日に伝えた。
トルステン・フリンクス監督は「とにかくうれしいし、彼のような選手をダルムシュタットに迎え入れられることを誇りに思うよ。我々の進む道に納得してもらうことができた」と喜びを語っている。
「ケヴィンはワールドカップ優勝をはじめとする豊富な経験を有し、トップレベルで戦い続けてきた選手だ。話し合いの中で、彼がいかに熱くなっているかをかんじとることができたし、プレー面のみならず人間性という意味でも、我々のチームにとって重要な要素となることだろう」
一方のグロスクロイツも「とても大きな」喜びを見せており、「フリンクス監督が熱心に誘ってくれ、首脳陣とともにこれが僕にとって正しいステップであると納得させてくれた。これまで所属してきたクラブと同様に、僕はクラブの成功のために全力をつくすよ」と意気込みをみせた。
今年3月に、酒に酔ったグロスクロイイツが深夜の街での暴行事件に関係し、頭部などを負傷して病院へと搬送されることに。その結果、シュトゥットガルトはグロスクロイツとの契約解消を決断。「まずは落ち着きたい」と話していた同選手は、古巣ドルトムントの下部チームにて体調維持に勤めている。
これまでドルトムントをはじめ、アーレン、ガラタサライ、そしてシュトゥットガルトに在籍してきたグロスクロイツは、ドルトムント時代に日本代表MF香川真司とチームメイトとして戦いブンデスリーガ通算186試合23得点、さらにブンデスリーガ2部では通算49試合に出場。同代表FW浅野拓磨やMF細貝萌とチームメイトだったシュトゥットガルトでは、昨シーズンのブンデスリーガ10試合を含む26試合に出場し、今シーズンは2部で16試合に出場して1得点をマークしていた。
By サッカーキング編集部
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