レアル撃破への意気込みを語ったバイエルンDFラーム [写真]=Getty Images for FC Bayern
今週および来週に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、史上初の大会連覇を狙うレアル・マドリードと対戦するバイエルン。クラブのトップであるカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)と、チームの主将を務める元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、12日にホームでファーストレグ、18日にアウェイでセカンドレグが行われる大一番に向けた意気込みを表した。
ドイツの通信社『DPA』とのインタビューに応じたルンメニゲCEOは、2013-14シーズンにレアル・マドリードを同大会制覇に導いたカルロ・アンチェロッティ監督を今シーズンから迎えたチームなら、ディフェンディング・チャンピオンを撃破できるとの期待を寄せた。
「レアル・マドリードは欧州ナンバーワンのチームだ。彼らを退けて準決勝に進出するためには、2試合とも並外れた戦いを見せなければならない。だが、我々はアンチェロッティ監督の下、今シーズン最大のチャレンジに自信を持って挑む。タイトル防衛を目指す王者を倒せるチームがあるとすれば、それは我々だ」
一方、ドイツ紙『Kicker』とのインタビューに応じたラームは、ルンメニゲCEOと同様に最高のパフォーマンスを発揮する必要があることを説明すると同時に、カウンターが勝負の鍵を握るとの予想を示した。
「全てのポジションに世界最高クラスのタレントを揃えたエリートと張り合うためには、全選手が最高のレベルを見せる必要がある。そのためにも、僕らはスタメンの11人だけではなく、チームの全選手が一丸となって戦うことが求められる。レアル・マドリードはカウンターを最大の武器とするので、それが生きるような展開は避けなければならない。逆に彼らがボールを支配している時に組織的な守備ができれば、僕たちにカウンターのチャンスが生まれるはずだ」
By WOWOW