先制ゴールを決めたヒンテレッガー [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第29節が15日に行われ、日本代表FW宇佐美貴史所属のアウクスブルクと、同FW大迫勇也所属のケルンが対戦した。宇佐美はリーグ戦8試合ぶり、大迫は4試合ぶりに先発出場を果たし、日本人対決が実現した。
先制したのはホームのアウクスブルク。5分、右からのCKにマルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせ、ネットを揺らした。
追いかけるケルンは直後の7分、右サイドを持ち上がったルーカス・クルンターがグラウンダーで折り返すと、GKの横を抜けたボールがフリーの大迫のもとへ。しかし、大迫はうまくミートすることができず、絶好のチャンスを逃してしまった。
するとアウクスブルクが前半のうちに追加点を奪う。23分、ケヴィン・ダンソがペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得。これをポール・フェルヘーフがゴール左に決めた。前半はこのまま2-0で折り返す。
後半に入り65分、ケルンは左CKにアントニー・モデストが合わせると、DFに当ってこぼれたボールをフレデリク・ソーレンセンが右足で押し込み、1点差に詰め寄った。
逃げ切りを図るアウクスブルクは72分、宇佐美に代えてチ・ドンウォンを投入。89分にはク・ジャチョルが2枚目のイエローカードで退場となると、後半アディショナルタイムにはアルフレズ・フィンボガソンも退場となり、2人少ない状況に追い込まれる。それでも最後まで同点ゴールを許さず、試合はこのままタイムアップ。アウクスブルクが2-1でケルンを下し、7試合ぶりの白星を掴んだ。なお、宇佐美は72分までプレー、大迫はフル出場した。
次節、アウクスブルクは22日にアウェイで日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトと、ケルンは同日にホームでホッフェンハイムと対戦する。
【得点者】
1-0 5分 マルティン・ヒンテレッガー(アウクスブルク)
2-0 23分 ポール・フェルヘーフ(PK)(アウクスブルク)
2-1 65分 フレデリク・ソーレンセン(ケルン)
By サッカーキング編集部
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