フランクフルトがPK戦を制し11年ぶりのDFBポカール決勝進出を果たした [写真]=Bongarts/Getty Images
DFBポカール準決勝が25日に行われ、ボルシアMGと日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトが対戦した。長谷部は負傷によりメンバー外となり、スタンドで試合を見守った。
試合はフランクフルトの先制で動く。15分、ティモシー・チャンドラーがアーリークロスを入れると、ボールはファーサイドに流れる。ペナルティエリア内左でフリーだったタレブ・タワサがダイレクトで左足を一閃。強烈なシュートがゴール左上隅に決まった。
しかし、ボルシアMGは前半アディショナルタイム2分、イブラヒマ・トラオレが左サイドからクロスを供給。ニアサイドのアンドレ・ハーンが頭で後方に流すと、ゴール前のヨナス・ホフマンが押し込んで同点とした。
1-1で迎えた後半は両チームとも決め手を欠き、膠着状態のまま90分が終了。延長戦に突入したが、それでもスコアは動かず、勝負はPK戦へ。
先攻のボルシアMGは7人目と8人目が相手GKルーカス・フラデツキーにセーブされると、後攻のフランクフルトは7人目を相手GKヤン・ゾマーに阻まれるが、8人目のブラニミル・フルゴタがきっちりと左隅に決めて勝負あり。
フランクフルトが7-6でPK戦を制し、11年ぶりの決勝進出を果たした。敗れたボルシアMGはあと一歩のところで22年ぶりの決勝進出を逃した。決勝は5月27日に行われ、フランクフルトはバイエルンとドルトムントの勝者と対戦する。
By サッカーキング編集部
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