ホッフェンハイム戦では終盤からの出場となった香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第32節が6日に行われ、日本代表MF香川真司所属のドルトムントはホッフェンハイムとの直接対決を制して3位に浮上した。ベンチスタートとなり、80分からピッチに立った香川が試合後の取材に応じている。
来シーズンのチャンピオンズリーグ本戦出場となる3位の座をかけ、勝ち点57で4位のドルトムントが同58で3位のホッフェンハイムをホームに迎えての大一番。ドルトムントは開始4分にマルコ・ロイスのゴールで幸先よく先制すると、終盤の82分にはピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで加点。その後PKで1点を返されたものの、2-1で勝利を収めた。
試合を振り返った香川は、「まだ決まったわけではないですけど、この勝ちは大きいですし、こういう戦いが自信となって次の試合に発揮できたらいいかなと思ってるんで。そういう意味では大きかったんじゃないですか」と勝利を喜びつつ、「内容はなかなかついてきていないから、この(残り)2試合でポジティブなものを得られれば(DFBポカール)決勝にも繋がると思うので」と、27日に控えるDFBポカール決勝を見据え、改善も必要だと述べた。
先発を外れたことについては、3-4-3のシステムだったこともあり「しょうがないと言わざるを得ないというか…」と言及。一方で、「でも試合中、受け入れている自分がダメなのかなとも思いながら。この状況を覆すという強い意思であったり信念も必要になってくると思っています。また決勝が最後あるんで、そういうビッグゲームで今シーズンいい形で終えられるように頑張って、準備して、アピールしていきたいと思います」と、スタメン奪取への意気込みを語った。
また、クラブとの契約延長の話については、「(シーズンが)終わってから、という考えが強いです、僕は」と述べるにとどまった。
ドルトムントは13日に日本代表FW宇佐美貴史所属のアウクスブルクと、20日にブレーメンとリーグ戦を戦い、その後、27日にDFBポカール決勝で日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトと対戦する。
By サッカーキング編集部
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