ゴールを喜ぶシュトゥットガルトの選手たち。2部優勝を果たし、1年での1部復帰を決めた [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部最終節が21日に行われ、日本代表FW浅野拓磨所属のシュトゥットガルトとヴュルツブルガー・キッカーズが対戦した。浅野は3試合連続のベンチスタートとなった。
引き分け以上で1部昇格が決まり、勝利を収めれば勝ち点で並ぶハノーファーに得失点差「4」を逆転されない限り優勝が決まるシュトゥットガルト。一方のヴュルツブルガーは引き分け以下なら3部降格となってしまう。
先制したのはシュトゥットガルト。32分、カウンターの流れから、マティアス・ツィンマーマンが右足のミドルシュートをゴール左に突き刺した。前半はシュトゥットガルトの1点リードで折り返す。
後半に入り59分、シュトゥットガルトはカウンターからGKと二対一の局面を作ると、ドリブルで運んだダニエル・ギンチェクのラストパスをシモン・テローデが押し込み、リードが2点に広がった。
シュトゥットガルトは78分に1点を返されたものの、80分には再びギンチェクのパスからテローデが決めてスコアを3-1とする。さらに89分にはギンチェクがミドルシュートを叩き込んでダメを押し、このまま4-1でタイムアップを迎えた。なお、ベンチ入りした浅野に出番は訪れなかった。
これで勝ち点を69に伸ばしたシュトゥットガルトは、この日の試合で引き分けに終わったハノーファーを抑え、ブンデスリーガ2部優勝を達成。1年での1部復帰を果たした。
【スコア】
シュトゥットガルト 4-1 ヴュルツブルガー・キッカーズ
【得点者】
1-0 32分 マティアス・ツィンマーマン(シュトゥットガルト)
2-0 59分 シモン・テローデ(シュトゥットガルト)
2-1 78分 トビアス・シュロック(ヴュルツブルガー)
3-1 80分 シモン・テローデ(シュトゥットガルト)
4-1 89分 ダニエル・ギンチェク(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
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