ロッベン(右)がリベリー(左)について語った [写真]=Getty Images
ドイツ紙『ビルト』が7日、今年でバイエルン在籍10周年を迎えたフランス代表MFフランク・リベリーの特集記事を掲載した。記事の中では盟友である同選手について、オランダ代表FWアリエン・ロッベンが語っている。
リベリーは2007年6月にマルセイユからバイエルンに加入。そして2年後の2009年8月、ロッベンがレアル・マドリードからバイエルンに移籍してきたことで、両選手はチームメイトとなった。
以来、ロッベンは右サイドから、リベリーは左サイドから、得意のドリブル突破でバイエルンの攻撃をけん引。「自分たちの関係は長い時間をかけて素晴らしいものになった。ピッチ中外で、常にお互いを理解し合っている」とロッベンが認めるように、2人はチームにとって欠かすことのできない絶対的な存在であり続けている。
加入10周年という節目を迎えたリベリーについて、ロッベンは「フランクはバイエルンのファミリーの一員だね。クラブのファミリーというのは、普通はドイツ人のスター選手や下部組織出身の若手選手だけが当てはまるものだけど、彼もバイエルンではレジェンドだ」とコメント。リベリーがバイエルンで積み重ねてきたキャリアを称えた。
そのうえでロッベンは「今シーズン、自分たちは多くの試合で一緒にプレーすることができた。来シーズンは互いにコンディションを維持して、もっと多くの時間で一緒にピッチに立てることを願っている。彼と一緒にプレーするのをいつも楽しみにしているからね」と語り、今後もリベリーとの共演を心待ちにしていると明かしている。
ともに30代半ばに差し掛かり、最近では後継者問題がささやかれることも多くなってきた。だが、“ロベリー”の愛称で親しまれる名コンビの存在は、バイエルンにとって心強いものであり続けるはずだ。
(記事/Footmedia)
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