クラブ史上最高額でのバイエルン加入が決まったMFコラソ [写真]=Getty Images
バイエルンは14日、リヨンに所属するフランス代表MFコランタン・トリソを完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は5年間。
バイエルンの発表によると、トリソの獲得に要した移籍金はクラブ史上最高額という。具体的な金額は明かされていないが、ドイツ誌『キッカー』によると4150万ユーロ(約51億円)と見られている。
バイエルン加入にあたり、トリソは「リヨンで素晴らしい時間を過ごしたし、そのことには大いに感謝しているよ。そして今、ヨーロッパ有数のクラブでのプレーを本当に楽しみにしているんだ。今日は本当に素晴らしい日になったよ」と、喜びを語っている。
そしてバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「若くて有能な選手を、海外クラブとの競争の末に獲得することができた。大いに喜んでいるよ。彼はカルロ・アンチェロッティ(監督)が中盤に(加えることを)望んだ選手だ」とコメントしている。
トリソは1994年生まれの22歳。リヨンの下部組織出身で、2013年にトップチームでデビューを果たした。昨シーズンはリーグ・アンで33試合出場5ゴールを記録。昨夏の移籍市場ではナポリ移籍が有力視され、今冬にはユヴェントスからの関心も報じられていた。今シーズンはリーグ・アンで18試合に出場し、4ゴールを挙げている。パスワークと得点力を備えた万能型のMFだ。
By サッカーキング編集部
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