大迫(右)とコンビを組んでいるモデスト(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW大迫勇也とともにケルンの攻撃陣をけん引するフランス代表FWアントニー・モデストが、中国スーパーリーグのクラブへ移籍する可能性があることが分かった。ケルンの地元紙『エクスプレス』が報じている。
モデストに注目しているのは天津権健。元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏が監督を務め、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが在籍、今年1月には元ブラジル代表FWパトが加入したクラブだ。現在のスーパーリーグでは第13節終了時点で6位につけている。
同クラブはチェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタや、ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得も狙っていることが度々報じられてきたが、両選手とも合意には至らなかったため、代役としてモデストに関心を寄せているようだ。
同紙によると、ケルンのスポーツディレクターを務めるヨルグ・シュマットケ氏も交渉の事実を認めており、今後はモデスト本人とともにクラブ間での話が詰められていく可能性があるという。移籍金は3500万ユーロ(約43億5000万円)に上り、契約期間は3年半。年俸は1000万ユーロ(約12億円)になると報じられている。
現在29歳のモデストは、2015年7月にホッフェンハイムからケルンに加入。今シーズンはブンデスリーガで34試合に出場し25得点を挙げて、得点ランキング3位に輝いた。新たな中国クラブの“爆買い”実現となるのか、動向が気になるところだ。
By サッカーキング編集部
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