今季限りで現役を引退したバイエルンのシュターケ [写真]=TF-Images/Getty Images
今シーズン限りで現役を引退したバイエルンのドイツ人GKトム・シュターケが、今夏に同クラブが実施するアジア遠征に帯同する見通しとなっているようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が26日に報じている。
シュターケは今シーズンを最後に、17年間に及ぶ選手生活に終止符を打った。今後は指導者に転身してバイエルンで若手育成に携わることになっているが、今夏のプレシーズン期間は選手に“一時復帰”することになるかもしれない。
シュターケは「7月1日にトレーニングを再開する時、私がスパイクを履いてピッチに立っていたら、皆が驚くだろうね」とコメント。現在、バイエルンのGK陣には負傷者が続出しているため、トレーニング要員としてシュターケに白羽の矢を立てた模様だ。「クラブ側から打診があった。これまでの恩返しを少しでもできたらと思う」とシュターケはコメントしている。
バイエルンのGK陣は現在、足を骨折したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーをはじめ、ドイツ人GKスヴェン・ウルライヒはひじのじん帯を損傷、さらに若手のドイツ人GKクリスチャン・フリュヒトルもじん帯結合部にケガをしている。
同誌はシュターケについて「少なくともアジア遠征には帯同することになるようだ」と記している。
By kicker日本語版