エアケンシュヴィック戦で2ゴールを挙げた内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images
シャルケに所属するDF内田篤人が8日に行われた今夏初のテストマッチを振り返った。クラブ公式サイトが9日に伝えた。
シャルケは8日にプレシーズン初のテストマッチで6部リーグのエアケンシュヴィックと対戦。9-1の大勝でドメニコ・テデスコ新監督の初実戦を白星で飾った
内田は後半開始から出場し、新しい3-4-3のフォーメーションで右サイドに入った。「より攻撃的なプレーを心がけました」との言葉通り、積極的な攻撃参加を見せて、48分と54分にゴールを決めてドッペルパック(2得点)を達成した。「このポジションではゴールかアシストを必要ですからね(笑)」。
昨年12月に右ひざの負傷から約1年9カ月ぶりに復帰した内田だが、その後も再びケガを負った影響もあり、2016-17シーズンは復帰戦の1試合のみの出場にとどまった。それでも、新シーズンに向けてコンディションはいいようだ。
後半の45分間を戦い抜いたが、「試合終了後には痛みはなかったですし、体の調子もいいです」と明かし、「不安はないです。前向きに考えていますし、またチームメイトと練習できるのが嬉しいです」と語った。
また、長期離脱を強いられていたときの心境を聞かれると、「『ケガをするなんてクソだ! 2年も離脱するなんで本当にクソだ!』って考えていました。でも、いつも自分自身を信じて、『絶対に諦めるな! お前はサムライなんだ!』って自分に言い聞かせていました」とリップサービスを交えつつ話した。
テデスコ新監督の初陣で2ゴールを挙げる活躍で勝利に貢献。コンディションもよく、新指揮官にもアピールできたことで、ますます完全復活に期待が高まる。内田も「僕の目標は近いうちにまたフェルティンス・アレーナでプレーすることです。本当にあの雰囲気が恋しいんです」と復帰へ意気込んだ。
By サッカーキング編集部
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