昨季限りで現役を引退したラーム氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
昨シーズン限りで現役を引退した元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏に対して、宮市亮の所属するザンクトパウリが現役復帰のオファーを提示していたようだ。22日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
報道によると、ザンクトパウリがラーム氏に提示した条件は来年6月までの1年契約。今シーズンのパフォーマンス次第では、さらに1年の契約延長がオプションとして付与されているという。年俸に関しては明かされていない。
ザンクトパウリのマネージャーであるアンドレアス・レティッヒ氏は、「この大きな移籍話を達成してみせるよ」とラーム氏の獲得に意欲を見せている。すでに直筆の手紙とザンクトパウリのユニフォームをラーム氏へ送ったという。
ただラーム氏は「ザンクトパウリからの誘いはとても嬉しかったよ」とオファーの存在を認めたものの、「そのオファーを引き受けることはおそらくないと思うけどね」とも付け加えており、現役復帰の意思がないことも明かしている。
ラーム氏のコメントが本音を語ったものであれば、今回のオファーが実現する可能性は低いだろう。しかし、余力を残して惜しまれつつ引退した同氏だけに、今後も現役復帰のオファーが届く可能性は十分にあるかもしれない。
(記事/Footmedia)
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