ヘルタ・ベルリンとブレーメンは勝ち点1を分け合った [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第3節が10日に行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはホームでブレーメンと対戦した。2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選のサウジアラビア代表戦にフル出場した原口はベンチスタートとなった。
試合が動いたのは38分。グラウンダーのパスをバイタルエリアで受けたヴラディミール・ダリダがゴール前で突破を試みるが、ブレーメンのミロス・ヴェリコヴィッチと衝突してボールは右サイドに流れてしまう。だが、いち早くそのボールを目がけて走り込んでいたマシュー・レッキーがダイレクトでシュートを放つと、ボールは勢い良くゴールに突き刺さり、ホームのヘルタが欲しかった先制点を手にした。
ヘルタの1点リードで迎えた59分、ブレーメンが同点に追いつく。左サイドから上がったクロスをヘルタがクリアしようとするも、ボールはペナルティエリア内のトーマス・デラニーの元へ。ボールを浮かせて相手選手の裏を取り、すぐさまシュートを放つと、ボールはゴール隅へと吸い込まれていった。キャプテンの一撃で、ブレーメンが試合を振り出しに戻した。
試合はこのまま同点で終了。ともに前節に黒星を喫していた両チームにとって、連敗という形は免れる勝ち点1となった。なお、原口に出場機会は訪れなかった。
次節、ヘルタは17日にアウェイでホッフェンハイムと、ブレーメンは16日にホームでシャルケと対戦する。
By サッカーキング編集部
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