チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節が13日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントはアウェイでトッテナムと対戦し1-3で敗れた。
香川は今シーズン公式戦初となる先発出場を果たし、66分までプレー。1点を先制された11分にはアンドリー・ヤルモレンコから受けたパスをワントラップから後方のヤルモレンコに落として、同点ゴールをお膳立てした。
完敗を喫したが、地元紙は香川に対してヤルモレンコに次ぐチーム2位タイとなる「3」をつけた(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。
地元紙『Westdeutsche Allgeme Zeitung』は、寸評で「相手陣内を引っかき回した。同点の場面では背後にいたヤルモレンコをしっかり見て完璧なパスでチャンスを演出した。新鮮な空気を送り込むべく、66分にマリオ・ゲッツェと交代した」と見事なアシストを称えるとともに、全体的にポジティブな評価を与えた。
さらに地元紙『Ruhr Nachrichten』は「ワンツーパスで1-1に絡み、何度かいいアイデアも見せていた。しかし、前半は起爆剤となるようなアイデアはなかった。後半は堅実なプレーをしていた」との寸評をつけ、安定していたものの劣勢を打破するような一撃が欠けていたことを指摘した。
黒星発進となったドルトムントは、26日に行われる次節でホームにレアル・マドリードを迎える。