マインツ戦でバイエルンの攻撃をけん引したミュラー [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督が、19日に行われるブンデスリーガ第5節シャルケ戦に向けた前日記者会見に臨んだ。前節のマインツ戦でドイツ代表FWトーマス・ミュラーが見せたパフォーマンスを称賛している。18日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えた。
不調に終わった昨シーズンからの巻き返しを狙っているミュラーは、ブンデスリーガ開幕戦のレヴァークーゼン戦では先発メンバーに名を連ねたものの、8月26日に行われた第2節のブレーメン戦では控えに回された。そして試合後、「監督が自分に何を求めているのか全く分からない」とアンチェロッティ監督の起用法に対する不満を露わにしていた。
しかしミュラーは、今月16日に行われたマインツ戦ではトップ下として先発出場。50分にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールをアシストするなど、終始バイエルンの攻撃をリードした。オランダ代表FWアリエン・ロッベンも、「彼がピッチにいると、自分はうまくプレーできる」とミュラーへの信頼を口にしている。
マインツ戦での活躍は、指揮官の目にもしっかりと留まっていたようだ。ミュラーについて記者から尋ねられた際、アンチェロッティ監督は「マインツ戦でのトーマスは、とても良いプレーを見せていた。ボールを持っていない時の動きはファンタスティックだった」と同選手のプレーを高く評価した。
前節のマインツ戦から中2日での試合ということを考慮して、シャルケ戦では先発メンバーを変更する可能性も十分にある。とはいえ、上り調子にあるミュラーが連続先発することとなれば、前節と同様にバイエルンの攻撃の軸となりそうだ。
(記事/Footmedia)
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