ハンブルガーSV戦で先制点を決めた香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第5節が20日に行われ、ドルトムントがハンブルガーSVにアウェイで3-0の完勝を収め、開幕から続く首位の座を守った。
ドルトムントの香川真司、ハンブルガーSVの酒井高徳ともに今季リーグ戦では初めてとなるスタメンに名を連ね、日本人対決が実現。香川は24分に今季初得点となる貴重な先制点を決めた。自身のブンデスリーガ通算得点数も「37」とし、岡崎慎司(レスター/イングランド)とともに日本人得点ランキングトップに立った。香川は66分までプレー、酒井は後半開始早々にベンチに退いている。
ドルトムント地元メディアの試合後採点は、いずれもアンドリー・ヤルモレンコに最高点「1.5」がつき、香川も「2.5」の高い点数がついた。(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)対する酒井は地元紙から「5」の厳しい評価を受けている。
両選手の採点と寸評は次の通り。
■香川真司
対ハンブルガーSV(0-3〇)先発出場、66分交代
『Revier Sport』
採点:「2.5」
寸評:「ペナルティエリアでエメル・トプラクからのヘディングに電光石火の反応。至近距離からのシュートでGKクリスティアン・マテニアを抜いた。序盤は、このゴール場面以外はロングボールが香川の頭上を越えていく多くことが多かったために苦戦。試合の中でしっかり働いていた」
『Ruhr Nachrichten』
採点:「2.5」
寸評:「今季ブンデスリーガ初スタメンで起用されると、24分には大正解の立ち位置を取る。トプラクが頭でつないだボールに、感謝とばかりに至近距離からシュート。日本人選手として最多となるブンデスリーガ通算37得点とした」
■酒井高徳
対ドルトムント(0-3●)先発出場、48分交代
『Hamburger Morgenpost』
採点:「5」
寸評:「キャプテンがスタメンに復帰。だが、しっかりとカムバックとはいかず。正確さを欠くプレーがあり、早い時間に警告を受けたことも足かせになった」
By サッカーキング編集部
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