ハンブルガーSV戦では香川真司が先制ゴールを決めた [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
20日に行われたブンデスリーガ第5節で、日本代表MF香川真司のドルトムントはハンブルガーSVに3-0と快勝。首位をキープした。好調を維持するドルトムントに対して、他クラブからも称賛の声があがっているようだ。21日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
今シーズン序盤のドルトムントの戦いぶりについて、ドイツメディアの多くは苦戦を予想していた。攻撃の軸としてチームをけん引していたフランス代表MFウスマン・デンベレがバルセロナに移籍し、さらにドイツ代表FWマルコ・ロイスや同代表DFマルセル・シュメルツァー、そしてスペイン代表DFマルク・バルトラといった主力選手の多くが現在もケガによる離脱を余儀なくされているからだ。
しかし第5節を終えた時点で、ドルトムントは4勝1分けと無敗を維持。首位を走っている。総得点「13」はリーグ最多で、しかも開幕から唯一の5試合連続無失点と攻守両面で圧倒的な数字を叩き出している。
理想的な開幕ダッシュに成功したドルトムントについて、他クラブもその実力を評価している。第5節で0-3と完敗を喫したハンブルガーSVのドイツ人FWアンドレ・ハーンは「恐ろしく強かった。自分の中では間違いなくリーグ優勝の最有力候補だ。クオリティーの高い選手が揃っている」とコメント。スコア通りの完敗だったことを素直に認めた。
ドルトムントの次節は、23日に予定されているホームでのボルシアMG戦だ。好調を維持し、5連覇中のバイエルンと優勝争いを繰り広げてブンデスリーガを盛り上げてほしいところだ。
(記事/Footmedia)
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