痛恨の引き分けに終わったバイエルン [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ブンデスリーガ第6節が22日に行われ、バイエルンとヴォルフスブルクが対戦した。
公式戦で3試合連続の完封勝利を収めているバイエルンは、開幕5試合を終えて4勝1敗。中2日で迎えるホームゲームでは、アリエン・ロッベンやフランク・リベリー、ロベルト・レヴァンドフスキらが先発メンバーに名を連ねた。一方のヴォルフスブルクは18日、マルティン・シュミット監督の就任を発表。開幕5試合で1勝と苦しむ中、新体制での初陣を迎えた。
均衡を破ったのはバイエルンだった。32分、ペナルティーエリア内でクロスボールに反応したレヴァンドフスキがトラップからボールを浮かせて反転。相手をかわそうとしたところでファウルを受け、PKを獲得した。レヴァンドフスキは自らキッカーを務め、ゴール右隅へ決めて先制に成功。レヴァンドフスキは第6節で7ゴール目を挙げた。
さらに43分、バイエルンはロッベンのミドルシュートでリードを広げる。ペナルティーエリア内の相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
2-0で迎えた後半、ヴォルフスブルクが反撃に出る。56分、マクシミリアン・アルノルトが無回転の直接FKを決めて1点差に。正面に飛んだシュートだったが、GKスヴェン・ウルライヒは手には当てたものの、弾ききれなかった。
さらに83分、右サイドからのアーリークロスに反応したダニエル・ディダヴィがニアサイドからのヘディングシュートを決め、同点に追い付いた。
試合は2-2で終了。後半に2失点を喫したバイエルンが、ホームで痛恨のドローに終わった。次戦は27日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でパリ・サンジェルマンとのアウェイゲームに臨む。ブンデスリーガの次節は10月1日、日本代表MF原口元気のヘルタ・ベルリンとアウェイで対戦する。
一方、王者相手のアウェイゲームで勝ち点1を掴んだヴォルフスブルクは、30日に日本代表FW武藤嘉紀のマインツをホームに迎える。
【得点者】
1-0 33分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK)(バイエルン)
2-0 43分 アリエン・ロッベン(バイエルン)
2-1 56分 マクシミリアン・アルノルト(ヴォルフスブルク)
2-2 83分 ダニエル・ディダヴィ(ヴォルフスブルク)
By サッカーキング編集部
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