ハノーファー戦に先発出場したケルンFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第6節が24日に行われ、日本代表FW大迫勇也の所属するケルンはアウェイでハノーファーと対戦した。大迫は5試合連続の先発出場で2トップの一角に入った。
泥沼の開幕5連敗を喫しているケルンに対し、ハノーファーは昇格組ながら5戦無敗。対照的な状況のチームによる一戦は、先に好調のハノーファーが主導権を握る。12分、右サイドのイフラス・ベブーが低空クロスを送ると、中央に走り込んだニクラス・フュルクルクが合わせるが、シュートはわずかに枠の右に逸れ、先制点のチャンスを逃す。
さらにハノーファーは30分、右サイドからのFKで中央のサリフ・サネがヘディングシュートを放つが、クロスバー直撃。41分には、フュルクルクがミドルシュートで狙うが、これもわずかに枠の上に外れた。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入ってケルンは56分にチャンス。レオナルド・ビッテンコートのパスに反応したルーカス・クリュンターがエリア内右からシュートを打つが、枠を捉えられない。58分には、ヨナス・ヘクターがドリブルで中央に切り込み、エリア手前で右足を振り抜くが、シュートは枠に右に外れた。
ハノーファーは63分、右サイドからのFKでファーのケナン・カラマンが右足ダイレクトボレーで狙うが、シュートは枠の上。その直後、ケルンは大迫にビックチャンスが訪れる。左サイドのヘクターからのグラウンダークロスを、ゴール前に走り込んだ大迫が左足で合わせるが、相手GKの好セーブに阻まれた。
ケルンは76分、大迫を下げてセラー・ギルシを送り出す。試合はこのままタイムアップを迎え、0-0で終了。ケルンは好調のハノーファーと引き分け、連敗を5試合で止め、今シーズン初の勝ち点1を掴んだ
ケルンは次戦、28日にホームで行われるヨーロッパリーグ・グループステージ第2節でレッドスターと対戦。ハノーファーは30日のリーグ第7節でボルシアMGとのアウェイゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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