日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、ドイツ人FWマルコ・ロイスの負傷状況に関する報道を否定した。クラブの公式HPが29日に伝えている。
昨シーズンの終盤、5月27日のDFBポカール決勝フランクフルト戦で先発出場したロイス。チームは2-1の勝利で5年ぶりの優勝を果たし、自身初のタイトル獲得となった同選手だが、試合序盤で負傷交代。試合後の精密検査で右ひざ十字じん帯を部分断裂が発覚していた。また、数ヶ月の療養期間が見込まれており、今シーズン未だ試合に出場できていない。そんな同選手の負傷状況について、ドイツ複数メディアは「復帰予定延期」と報じていたが、ドルトムントは公式サイトで否定した。
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DFBポカール決勝戦で負傷交代を余儀なくされていたロイス [写真]=Getty Images
ドルトムントは「負傷以来、復帰に向けたプロセスは何の問題もなく行われてきている」と伝え、「原則的に、後十字じん帯の手術(通常約8ヶ月)からの回復は、前十字じん帯の手術からの回復よりも時間がかかることが知られています」と負傷状況を明かし、復帰への道のりが予定通り進行していることを強調。「復帰延期」の報道を否定した。
そしてロイス本人も「僕はきちんと計画通りに復帰へ向け進んでいるよ。リハビリはこれまでのところ素晴らしい」と、リハビリに手応えを感じていることを伝えている。
ロイスは昨シーズン、公式戦43試合に出場して23ゴール8アシストを記録。ドルトムントの攻撃をけん引した。
By サッカーキング編集部
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