香川真司(中央)が1ゴール1アシストで完勝に貢献した [写真]=Bongarts/Getty Images
DFBポカール2回戦の1日目が24日に各地で行われた。
FW宇佐美貴史が所属する2部のデュッセルドルフは、ホームで1部のボルシアMGと対戦。前半はスコアレスで折り返したが、52分にMFトルガン・アザールに右足シュートを決められると、PK失敗も響いて反撃は実らず、0-1で2回戦敗退となった。宇佐美は68分から途中出場したが、ノーゴールに終わった。
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、3部のマクデブルクとのアウェイゲームに臨んだ。前半の42分に初スタメンのアレクサンデル・イサクの落としをゴンサロ・カストロが決めて先制し、後半開始直後の46分にはカウンターからイサクが左足シュートで初得点をマーク。18歳FWイサクの1ゴール1アシストで2点リードを奪うと、73分には相手のハンドで得たPKをアンドリー・ヤルモレンコが決めてリードを3点に広げる。
終盤には香川が79分にクロスでマルク・バルトラのゴールを演出し、90分には自らダメ押しゴールを記録した。直後に試合は終了し、ドルトムントが5-0で完勝。香川はフル出場で1ゴール1アシストを記録し、3回戦進出に貢献した。
MF関根貴大が所属する2部のインゴルシュタットはアウェイで、同じく2部のグロイター・フュルトと対戦。関根は移籍後初のスタメンで、8月20日のリーグ戦第3節レーゲンスブルク戦でデビューして以来、約2カ月ぶりに出場し、右サイドで奮闘したが、ハーフタイムに交代となった。インゴルシュタットは、後半立ち上がりの46分に先制を許したが、直後の48分にアルモグ・コーヘンがPKを決めて同点。終盤に入り、83分にステファン・レックス、87分にアルフレッド・モラレスが立て続けに得点し、3-1の逆転勝利で3回戦に駒を進めた。
同代表MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地で4部のシュヴァインフルトと対戦。長谷部がベンチ外、鎌田がベンチスタートで迎えた試合は、14分にセバスティアン・ハラーがヘディングで先制点を決めると、58分にもハラーが高い位置でボールを奪って2点目を挙げる。さらに63分にマリウス・ヴォルフ、85分にダニー・ブラムが追加点を挙げ、フランクフルトが4-0で快勝。なお、鎌田に出場機会は訪れなかった。
同代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは、ホームに2部のキールを迎えた。22分にヴィクトル・フィッシャーが先制点を挙げるが、54分にPKを献上して同点に追い付かれる。65分にベンチスタートだった武藤が投入されると、直後の67分にフィッシャーが勝ち越しゴールを奪う。しかし、74分にも再びPKを与えてしまい、またも試合を振り出しに戻され、90分が終了。2-2のまま突入した延長戦で、マインツは101分に武藤が獲得したFKをダニエル・ブロジンスキが右足で直接決め、これが決勝点となり、3-2で勝利した。
その他の結果は以下のとおり
▼24日の結果
パーダーボルン(3部) 2-0 ボーフム(2部)
ビースバーデン(3部) 1-3 シャルケ
デュッセルドルフ(2部) 0-1 ボルシアMG
レヴァークーゼン 4-1 ウニオン・ベルリン(2部)
シュヴァインフルト(4部) 0-4 フランクフルト
マクデブルク(3部) 0-5 ドルトムント
マインツ 3-2 キール(2部)※延長戦で決着
グロイター・フュルト(2部) 1-3 インゴルシュタット(2部)
▼25日の対戦カード
オスナブリュック(3部) vs ニュルンベルク(2部)
ヘルタ・ベルリン vs ケルン
ヴォルフスブルク vs ハノーファー
カイザースラウテルン(2部) vs シュトゥットガルト
レーゲンスブルク(2部) vs ハイデンハイム(2部)
ブレーメン vs ホッフェンハイム
フライブルク vs ディナモ・ドレスデン(2部)
ライプツィヒ vs バイエルン
By サッカーキング編集部
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