公式戦13試合ぶりの勝利を収めたケルン [写真]=Bongarts/Getty Images
DFBポカール2回戦の2日目が25日に行われ、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと、同代表FW大迫勇也が所属するケルンが対戦した。原口と大迫はともにベンチスタートとなった。
試合が動いたのは35分。ケルンは右サイドのレオナルド・ビッテンコートがシュート性のクロスを入れると、エリア内左のセール・ギラシが頭で合わせたボールを、ファーのシモン・ツォラーが右足ボレーで押し込み、先制点を挙げた。さらに43分、左CKでミロシュ・ヨイッチからのボールを、ゴール前でDFと競り合ったドミニク・マロフが倒れ込みながらも合わせて、ケルンが追加点を挙げた。
2点リードで折り返したケルンは65分、エリア内左に抜け出したツォラーが絶妙なループシュートを放つが、これは右ポスト直撃。だが、ゴール前に詰めていたクリスティアン・クレメンスがこぼれ球を流し込み、3点差に広げた。
しかし、ヘルタも69分に反撃が実る。左CKで中央のカリム・レキクがヘディングで合わせるが、シュートはクロスバーに弾き返される。そのこぼれ球をゴール前のニクラス・シュタークが頭で押し込み、1点を返した。
ケルンは77分、ティム・ハントヴェルカーを下げて大迫を投入する。試合はこのままタイムアップを迎え、ケルンが3-1でヘルタを破り、3回戦進出を決めた。ケルンはシーズン初戦のDFBポカール1回戦レーアー戦以来となる公式戦13試合ぶりの白星となった。なお、大迫は77分から出場、原口に出番は回ってこなかった。
【得点者】
0-1 35分 シモン・ツォラー(ケルン)
0-2 43分 ドミニク・マロフ(ケルン)
0-3 65分 クリスティアン・クレメンス(ケルン)
1-3 69分 ニクラス・シュターク(ヘルタ)
By サッカーキング編集部
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