ケルンの選手は指揮官の続投を望んでいるという [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW大迫勇也が所属するケルンの首脳陣は21日、チームのキャプテンらを招いてミーティングの機会を設けたようだ。ドイツ紙『ビルト』が22日に報じている。
今シーズンのブンデスリーガで2分10敗と未だに勝ち星がなく、最下位に沈むケルン。すでに、現チームの根幹を築いたマネージャーのヨルク・シュマトケ氏が辞任する事態となっている。
リーグ戦第12節マインツ戦での敗戦から3日後、キャプテンのドイツ人MFマティアス・レーマンや同国代表DFヨナス・ヘクターなどチームを代表する選手たちがクラブの経営陣と話し合った。首脳陣は、選手たち内部からの意見を聞くことで、今後の方針の参考にするようだ。その中で選手たちは、これまでの成功の功労者であるペーター・シュテーガー監督の続投を希望していることを伝えたという。
ミーティング後、ドイツ人GKティモ・ホルンは同紙のインタビューに対して「この不振の原因は監督ではないよ。これまでの4年間、ずっと一緒に結果を出してきたんだから」と改めて全幅の信頼を寄せた。
23日には、ヨーロッパリーグ・グループステージ第5節でアーセナルを迎え撃つケルン。監督のために全力を尽くすことを誓ったチームが、欧州の強豪クラブを倒して再び自信を取り戻せるか、注目の一戦だ。
By サッカーキング編集部
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